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●2018年4月19日
「ソング&ダンス65」(劇団四季,目黒パーシモンホール)
出演:瀧山久志 島村幸大 飯田洋輔 斎藤洋一郎 笠松哲朗 西尾健治 松島勇気 三平果歩 江畑晶慧 久保佳那子 多田毬奈 相原茜 相馬杏奈ほか

目黒パーシモンホールで「ソング&ダンス65」を観ました。
四季のレパートリーからおなじみのナンバーを、歌とダンスで表現しています。
構成は昨年の自由劇場とほぼ同じ。出演者は半分ほどが入れ替わった印象。ですが歌・ダンスともレベルの高さはすごいです。

今回、島村幸大や飯田洋輔、久保佳那子、松島勇気らが加わりました。
松島勇気が「壁抜け男」のダンスパートを担当していて、抑圧と希望を表現しているのがさすがでした。どの場面でも彼の動きはひときわ目を引きました。
松島さんがミストフェリーズを演じた2幕の「キャッツ」では、以前五反田にキャッツシアターがあったころを思い出して、懐かしさに胸が一杯になりました。
久保佳那子は「オペラ座の怪人」が素晴らしく、彼女のクリスティーヌをぜひ見てみたいと思いました。この場面では、飯田洋輔がファントムパートを歌って、これもいい歌声でした。
島村幸大はアラジン役を演じているだけあり、明快で明るいキャラクターと声質を持っているので、とくにディズニーものによくはまりました。
相手役は、これまた最近ジャスミンを演じている三平果歩がよくつとめて、瀧山久志や江畑晶慧とともに歌担当のバランスが非常によかったと思います。

熱心に舞台を見ていたら、すぐ近くで突然、江畑さんが「サークル・オブ・ライフ」を歌い出したりして驚いたりも。サプライズ感ありの楽しい舞台でした。